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外用薬を効果的に使うには
外用療法は、全身性の副作用が少なく乾癬治療の基本となります。しかし、近年、乾癬治療のために効果の高いビタミンD3外用薬が開発され刺激感や発赤などの皮膚症状以外に、のどの渇き、脱力感、食欲不振など全身性の副作用が起こる場合もまれにあります。外用薬をより効果的に、安全に使うために次の点に注意してください。
医師の指示を守る
外用薬をぬる部位や、1日にぬる回数(通常1〜2回)・量は医師の指示をきちんと守ってください。また、自分の判断で勝手にお薬を中止したり使いすぎたりすると、症状が悪化したり、思わぬ副作用が出たりすることがあります。
※「乾癬患者の会」の会員に対するアンケート調査では、外用薬の使用率は99%で、ほとんどの方が外用薬を使用しています。しかしながら、「医師の指示回数どおりに外用薬を使用していますか」という質問に対しては、「いいえ」が80%、「はい」が20%と、医師の指示が守られていないのが現状です(平成15年 第18回日本乾癬学会学術大会より)。お薬は必ず医師の指示どおりに使用してください。
毎日規則正しくぬりましょう
外用薬は医師の指示を守り毎日規則正しくぬりましょう。朝ぬるときは歯を磨いた後とか、夜ぬるときは入浴後とか決めておくと規則正しくぬることができます。外用薬の使用日記を作るのも良い方法です。乾癬は慢性疾患ですので、外用薬の使用も長期になり毎日ぬるのは大変ですが根気よく治療を続けることが大切です。
使用する部位に適した剤形を用いる
外用薬には軟膏、クリーム、ローションなどの種類(剤形)があります。乾癬の発疹のできやすい肘や膝には軟膏が、毛髪部位にはローションが適しています。皮膚科医師は薬を処方する時に、患者さんの症状と発疹の部位に合わせて剤形を選択します。毛髪部位に軟膏をぬっていてぬりにくい場合などは一度医師にご相談ください。
べとつかない程度にうすくぬる
乾癬に使用する外用薬は強くこすらず、べとつかない程度にうすく伸ばしてぬってください。厚くぬっても、べとついて衣服につくだけで効果は変わりません。また夜に使用する場合は、入浴後にすぐにぬると効果的です。
ガーゼやラップを使用する方法も
下腿など、外用薬をぬってもなかなか良くならない部位には、薬が外に逃げないようガーゼをあてて包帯をまいたり、薬をより効かせるためにラップをあてたりする方法もあります。なおりにくい部位は週末だけでもやってみると効果的です。ただし、薬の種類によっては、副作用が出る場合がありますので、試す前に必ず医師・薬剤師にご相談ください。
副作用があらわれたときは
外用薬の使用によって、かゆみや刺激症状などの皮膚の副作用が起きることがあります。また、
ビタミンD3外用薬を使いすぎると、のどの渇き、脱力感、食欲不振などの副作用が起きることがあります。このような症状があらわれたときは、ただちに医師または薬剤師にご相談ください。
外用薬の保管
外用薬はキャップをきちんと閉め、通常室温で保管します。高温になるところや、直射日光があたる場所での保管は避けてください。また、子供の手の届かないところに保管してください。
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